エイブル・ネット、Wi-Fiサービスへリニューアル
株式会社エイブルは、株式会社ファイバーゲートと展開しているインターネット無料物件設備「エイブル・ネット」について室内壁面埋め込み型無線LAN設備を取り入れたWi-Fiサービスの提供を開始したと発表した。
(画像はニュースリリースより)
リニューアルの背景とその特長
「エイブル・ネット」は2010年11月より展開しているサービスであるが、スマートフォン利用者のさらなる利便性を図るために、Wi-Fiサービスへとリニューアルする。
インターネット無料物件設備は、全国賃貸住宅新聞(2013年10月28日付けの記事)によると、単身者向けの物件で最も人気のある設備として5年連続入居者に支持されている。このことからエイブルでは2004年3月よりインターネット無料物件設備の提供を開始し、2010年11月よりファイバーゲートと提携して、サービスの拡大を図っていた。
リニューアル後のサービスにより入居者はパソコンやタブレット、ゲーム機器などインターネットを無料で利用できるだけでなく、通常では室内に設置しているWi-Fiルーターやモデムが室内壁面に埋め込まれるため、インターネット配線やモデム、ルーターなどのないすっきりした室内を演出することが可能である。この装置には、Wi-Fi機能だけではなく、有線LANでの接続も可能であり、固定電話のモジュラージャックも内蔵されている。
さらにスマートフォン利用者は、Wi-Fiを経由することによって、通信キャリアが設定している通信速度制限を気にせずに動画の視聴やダウンロードといった大量のデータ通信の利用が可能となる。
また、人気の高いインターネット無料物件設備でかつWi-Fiサービスということで、入居促進や他の物件との差別化が可能となり、物件のオーナーにとってもより安定した賃貸経営が期待できる。

エイブル・ネット、Wi-Fi版提供開始(ニュースリリース)
http://pdf.irpocket.com/C3272/GpH7/MwsD/KgKb.pdf株式会社エイブル
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