首都圏も前月比-0.6%の下落
2013年11月13日、東京カンテイは「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。
これによると10月の分譲マンション賃料は、過半数の事例シェアを占め賃料水準も高い東京都が前月比-0.7%(2,975円/m2)と下落したせいで、首都圏の賃料も-0.6%(2,531円/m2)と2ヶ月連続で下落した。東京都の下落は3ヶ月ぶりだが、埼玉県、千葉県、神奈川県の賃料は6~7月を境に緩やかに上昇してきている。
東京23区でみると前月比-0.5%(3,081円/m2)となっており、直近のピークである6月から僅かに弱含みで推移している。
(画像はニュースリリースより)
近畿圏は6月以来の連続上昇がストップ、中部圏はやや弱含み
近畿圏における10月の分譲マンション賃料は前月比-0.4%(1,833円/m2)と僅かに下落。6月以来の連続上昇がストップしたが、大阪府のみで見ると+0.1%、兵庫県は大きく下落した先月からの反動で+1.2%の上昇を記録している。
一方中部圏は前月比-1.2%。平均築年数が進んだことが原因で、今年に入って最低を記録した8月の賃料水準をさらに下回った。

三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/T201310.pdf