『空き家対策セミナー』の参加者を対象に調査
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社は、2018年7月18日、『空き家に関する問題意識アンケート』の結果概要を発表した。
同社は、「不動産相続の相談窓口」を全国で展開している企業。今回結果概要が発表されたアンケートは、同社が開催した『空き家対策セミナー』の参加者を対象として実施されたもの。同社は、本年5月から6月にかけて首都圏にて同セミナーを開催している。
調査は「場所が自宅から遠い」が最多
調査ではまず、「空き家を所有、もしくは所有する予定で何が悩みや課題になっていますか?」と質問。結果は、「場所が自宅から遠い」という回答が29.1%を占めて最多となった。次点には、23.6%の「固定資産税がかかる」、18.2%の「管理や時間に手間が取られる」などが並んでいる。
「空き家は、現在どのように管理していますか?」と訊ねると、トップとなったのは66.7%の「自身で定期的に管理している」。次点には、大きく下がって28.6%の「その他」が入る。「その他」の内訳には、「物置状態」「庭の掃除のみ」といった回答が入ったという。
空き家が発生することへの不安を持つ人は多い
調査では、『空き家対策セミナー』への参加理由についても質問。結果は、「自身の将来的な対策のために空き家について知りたい」が31.4%を占めて最多となっている。しかし次点には、比較的僅差の25.6%で「自身が空き家を現在所有している」が入った。
この結果についてハイアス・アンド・カンパニーは、将来空き家が発生することへの不安を持つ人が多いと考察している。
(画像はハイアス・アンド・カンパニーの公式ホームページより)
空き家対策セミナー参加者への「空き家に関する問題意識アンケート」結果 - ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
https://www.hyas.co.jp/corporate/news_pdf.php?id=133