住宅ローンに関する質問に自動応答
iYell株式会社は、2018年7月19日、同社が提供している住宅ローン特化型AIチャットボットに寄せられたQ&Aが、20000件を突破したと発表した。
同社は、テクノロジーを利用して最適な住宅ローンを提供している住宅ローンテック企業。このAIチャットボットは、住宅ローンに関する質問に自動応答するサービスとして提供されているもの。
3ヶ月で20000件を超えるQ&A
iYellの住宅ローン特化型AIチャットボットは、住宅ローンの専門用語や独特の言い回しを自動で解釈した上で、質問に対して自動で返答する。機械学習を活用したシステムを採用しているため、利用される度に進化し、より最適な回答を生成できるようになる。本年4月23日にリリースされており、わずか3ヶ月で20000件を超えるQ&Aが寄せられた形となった。
20000件突破を受けてiYellは、Q&Aの内容を解析。「借り入れを考えている」「借り換えを考えている」「知りたいことがある」という冒頭の選択肢型質問では、「借り入れを考えている」が50%を突破した。また、「団信とは何か」「返済比率とは何か」「住宅ローンをいくらまで借りることができるか」といった知識に関する質問も多くされていたという。
24時間365日対応できる環境の実現を企図
iYellは今後、AIチャットボットによって住宅ローンに関する煩雑な顧客対応を自動化し、24時間365日対応できる環境の実現を企図。気軽に住宅ローンについて知ることができる社会の実現を目指すとしている。
また、金融機関の業務の一部をAIチャットボットに任せることで、人にしかできない業務の価値や水準の向上も図るとしている。
(画像はプレスリリースより)
住宅ローン特化型AIチャットボットのQ&Aが20000件を突破 - iYell株式会社
https://iyell.co.jp/chatbot20000/