賃貸不動産大手であるスターツグループが導入
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、2018年7月10日、同社が提供している照明器具『マルチファンクションライト』が、賃貸不動産大手であるスターツグループに導入されると発表した。
『マルチファンクションライト』は、人感・温度・湿度・照度のセンサーなどを内蔵した照明器具。スターツグループでの導入は、賃貸物件に付加価値を付けて空室対策を図るべく行われるもの。
簡単にスマートホームを実現する照明器具
『マルチファンクションライト』は、専用のLEDシーリングライトと、コントロール機能などを持ったマルチファンクションユニットを、組み合わせる形で構成されている。ユニット自体が赤外線リモコンとして動作するため、テレビやエアコンなどを操作することが可能。また、スマートフォンアプリを通じた宅外からの操作や、部屋の温度・湿度の見える化、自動操作や音声による通知なども実現している。
同器具は、Amazonが提供するクラウドベースの音声サービス『Amazon Alexa』スキルにも対応。大掛かりな設備投資や工事も不要であり、天井照明用ソケットに取り付けるだけで簡単にスマートホームを実現することが可能となっている。
付加価値の向上を図り、空室対策にも繋がる
不動産オーナーにとって『マルチファンクションライト』の導入は、物件を「IoT機器が備え付けられたスマートホーム」にすることを可能にする。外出先からの照明制御やエアコンの自動操作などが可能な物件として、さらなる付加価値の向上を図り、空室対策にも繋がるとしている。
スターツグループでは、同グループの中核を担う管理会社スターツアメニティー株式会社より、賃貸物件オーナーなどに向けた『マルチファンクションライト』販売が、7月上旬より開始される。
(画像はプレスリリースより)
マルチファンクションライト、賃貸不動産大手スターツグループにて7月上旬より導入 - ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
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