働き方改革の一環としてAIを活用した物件写真自動掲載システム
2018年6月8日、大東建託株式会社は、部屋探しサイト「いい部屋ネット」(以下、同サイト)への物件写真登録に、AI(人工知能)を活用した物件写真自動掲載システム(以下、同システム)の試験導入を、6月11日(月)より開始すると発表した。
同社グループが管理する賃貸住宅は現在103万戸を超え、そのうち入居募集中の部屋は同サイトなどに、1部屋あたり約20枚の外観・室内写真を掲載しているが、掲載写真は営業スタッフが1枚ずつ手作業でリビング、キッチン、玄関、洗面所などのカテゴリに分類し、システムへ登録する必要がある。
現在は、年間約30万件に達する掲載登録を営業スタッフが手作業で行っている状況だ。
物件写真自動掲載システムの概要
同システムを利用すると、フォルダに部屋ごとの写真をまとめて登録するだけで、AIが自動でそれらの画像を各カテゴリに分類してくれる。
さらに、分類された画像をWebサイトに掲載する作業も自動化されるため、営業スタッフの作業時間が大幅に削減され、1物件あたり約70%、1カ月あたりに換算すると約3,000時間の作業時間が短縮できる見込みだ。
今後、同社グループの大東建託パートナーズ株式会社の19営業所で試験導入し、7月初旬より全179営業所へ展開する予定である。
(画像はプレスリリースより)
大東建託 ニュースリリース
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