相模女子大学との産学連携プロジェクト
2018年5月25日、大和ライフネクスト株式会社は、相模女子大学と産学連携で、コミュニティ型賃貸住宅「L-commu+PLUS(エルコミュプラス)相模大野」(以下、同物件)の企画・設計・賃貸・運営プロジェクトを進めており、6月中旬よりリノベーション工事を開始すると発表した。
防災・防犯・子育て等の面から、コミュニティへの意識が高まっている一方で、賃貸マンションでは住民の入れ替わりが多く、コミュニティが形成されづらい構造となっている。
このような状況で、同社は、産学連携プロジェクトに積極的に取り組み、賃貸マンションにおけるコミュニティ形成へ寄与していくとのこと。
リノベーションの概要
同物件は、1996年3月竣工の集会室を持つ元社宅で、神奈川県相模原市の小田急線「相模大野」駅から徒歩6分の好立地に所在し、RC造4階建・37室3LDK(87.28平方メートル)の建物だ。
同社は、同物件を2017年12月に購入し、集会室を活用して、居住者間のみならず地域住民と交流を生み出すことのできるコミュニティ型賃貸住宅としてリニューアルする。
この際、同物件の近隣に所在する相模女子大学・学芸学部生活デザイン学科と、産学連携プロジェクトを立ち上げ、同学科の学生より、集会室の設計や住民・地域交流型イベント等の提案を受けることとした。
なお、一部住戸(7戸)と集会室を除き、先行してリニューアルが完了した30戸は、2018年3月より入居を開始している。
また、4月5日には、集会室について学生より各種提案を受けており、これを踏まえた工事を6月中旬に開始するとともに、残る住戸のうちの2戸を学生自身の手でリフォームし、9月より入居を開始する予定だ。
(画像はプレスリリースより)

大和ライフネクスト ニュースリリース
http://www.daiwalifenext.co.jp/