地上120mクラスまでの計画が可能な免震タワー型マンション
2018年05月25日、三井住友建設株式会社は、免震タワー型マンション「Sulatto Rotary Tower(スラット ロータリー タワー)」(以下、同マンション)を開発したと発表した。
同マンションは、同社オリジナルの集合住宅設計システム「SuKKiT(スキット)」の技術を応用、発展させたもので、開放感あふれた眺望と、プランニングの自由度や住戸空間の使いやすさの向上を実現しており、地上120mクラスまでの計画が可能だ。
「Sulatto Rotary Tower」の特徴
同マンションは、建物の中央部(コア部)に構造要素を集約し、建物全体の構造バランスを取ることで、建物外周部の梁を全て扁平梁にできるため、階高を上げることなく主採光面でハイサッシを採用して、より明るく、より広々と感じる部屋を合理的に実現している。
また、これまでの一般的なタワー型マンションでは、建物角の住戸内にL型状に梁が架かっており、住戸プランニングや設備配管計画等の弊害となっているが、同マンションでは、このL型状梁の片側を無くすことができるため、住戸形状・住戸プラン・階による住戸プランの切替などの自由度や住空間の使いやすさなどが格段に向上する。
なお、この架構形式は、四角形以外の平面形状にも適用可能で、同マンションは、非常に汎用性が高い。
(画像はプレスリリースより)
三井住友建設 ニュースリリース
https://www.smcon.co.jp/topics/2018/05251230/