平成29年度の新設分譲マンション着工戸数を発表
国土交通省は4月27日、平成29年度の住宅着工統計のなかで、分譲マンションの着工戸数を発表した。
全国新設マンション着工戸数は2年連続減少し、108,278戸
平成29年度全国の新設マンション着工戸数は、108,278戸で、前年比3.6%減と2年連続減少し、7年ぶりに11万戸を下回った。
平成29年度首都圏のマンション着工戸数と前年比は、以下のとおり。
首都圏:57,591戸、12.0%減
埼玉県:4,757戸、9.9%減
千葉県:5,738戸、10.9%増
東京都:35,888戸、14.8%減
神奈川県:11,208戸、12.9%減
首都圏は、3年ぶりの減少で、7年ぶりに6万戸を下回った。
埼玉県は、前年より再び減少し、5千戸を下回った。千葉県は、5年ぶりに増加し、下げ止まった。東京都は、前年より再び減少し、7年ぶりに4万戸を下回った。
神奈川県は、2年連続減少した。
また、各エリアにおける新設住宅着工戸数の総数に対するマンション着工戸数の割合は、以下のとおり。
全国:11.4%
首都圏:17.6%
埼玉県:8.0%
千葉県:11.2%
東京都:25.3%
神奈川県:15.0%
首都圏で、新設住宅に占めるマンションの割合が高いのは東京都で、低いのは埼玉県、千葉県は全国平均とほぼ同じであった。
(画像は国土交通省のHPより)

国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000754.html別掲
http://www.mlit.go.jp/common/001233053.pdf