港区タワーマンション価格上昇を維持
株式会社マンションマーケットは、マンション相場情報サイト「マンションマーケット」のデータを用いて、港区にあるタワーマンションの、2017年1月と2018年1月の平均平米単価を比較、上昇率が高い上位10マンションをランキングして発表した。
東京オリンピックが2年後にせまる中、首都圏の新築マンションも中古マンションも高価格を推移している。その中でも、港区周辺で進められている再開発により、港区のタワーマンション価格の2017年上昇率は非常に高いものであった。
虎ノ門再開発が大きく影響
港区タワーマンションの価格上昇率には、「虎ノ門ヒルズ」及びその周辺の3つのプロジェクトによる再開発が関係している。
虎ノ門ヒルズの開発
2014年6月に誕生した虎ノ門ヒルズ及びそれに付随した通称「マッカーサー通り」も開通したことが大きい。道路などの開発は、ビル開発以上に資産価値を押し上げる。
虎ノ門から新橋が約1.4キロで結ばれ、慢性的な渋滞が解消、また、オリンピック競技場を予定しているお台場周辺ベイエリアと都心を結ぶ役割も担い、「都心に行きやすい」という度合いがさらに増したためである。
虎ノ門周辺の3つのプロジェクト
森ビルは、「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」(2019年度竣工予定)と、住宅を中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」(2019年度竣工予定)の2つのプロジェクトを進めている。
さらには、東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称・2020年度供用開始)と一体開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(2022年度竣工目標)を計画している。
(画像はプレスリリースより)

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