
株式会社フルタイムシステムは、宅配便の再配達を解消するため「再配達削減プロジェクト」を起ち上げ、世界初ARを使った宅配ボックスの設置シミュレーションアプリ「置けるん(R)?」を開発したことを発表した。
宅配の再配達問題とは
近年の通信販売の伸びとともに宅配便の取り扱い個数は急伸、直近5年では取り扱い個数が約5億個増加、2016年度の取り扱いは約40.2億個にのぼっている。そのうえ、このうちの約2割が再配達となっており、配送業務員の過重労働を招き、大きな社会問題となっている。
宅配ボックス設置シミュレーションアプリ「置けるん?」
宅配ボックスを設置したいと思った場所に、原寸大の3Dデータを投影し、設置イメージをご確認いただける無料アプリである。
ARにより宅配ボックスを投影し、現場に適した筐体の選択、最終確定した製品の申し込みという簡単な3ステップで、宅配ボックスの設置ができる。
対象製品
現時点では、「置けるん?」が対象にしている製品はフルタイムシステム製に限定している。近い将来、他メーカーの宅配ロッカーにもサービスを拡大していく予定だ。
フルタイムシステムは、宅配ボックス普及率の向上を目指し、労働問題、環境問題にもなっている再配達の削減に一層寄与していきたいとしている。
※「置けるん?」は、フルタイムシステムの登録商標である。
(画像はホームページより)

株式会社フルタイムシステム プレスリリース
http://www.fts.co.jp/about/oshirase/