地震で被災した際の自宅再建 約4割が準備なしと回答
SBIグループで少額短期保険を取り扱うSBI少額短期保険は8月26日、地震防災に関するアンケート調査(以下、同調査)の結果を発表した。
同調査の実施期間は8月5日から7日まで。一戸建て、分譲マンションを所有する男女20代から60代を対象に、インターネットによる調査が実施された。有効回答数は563人。
同調査においては、地震や防災に関する各種調査が実施されたが、地震保険に関する調査も実施された。
地震で被災した場合の自宅再建について、何らかの形で備えをしているとの回答は58.8%に達した。しかしながら、41.2%の人は、特に準備をしていないと回答した。
また、自宅が地震で被災した場合の再建の準備具合については、ほとんどできていないと回答した人が36.9%に達したほか、10%程度が6.0%、30%程度が12.1%と回答し、地震で被災した場合の準備が十分にできている状態とは言えない結果となった。
地震保険の保障額に関する認知度は低い結果に
さらに、地震保険の保障額は、最大で火災保険の50%である、ということを理解していた人は、「知っている」、「なんとなく知っている」を合わせて42.5%の結果となり、「知らない」と回答した人は57.5%で、地震保険の保障額に関する認知度が低いことを表す結果となった。
そのほか、災害時に地方自治体より発行される「り災証明書」については、「知っている」、「なんとなく知っている」を合わせて約7割に上った。
同社は、地震保険等の加入者に対し、加入中の保険や災害時の制度を確認し、災害に対する備えを図るよう呼びかけている。
(画像はプレスリリースより)
SBI少額短期保険(プレスリリース)
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