大家さんのこれからは?
株式会社オーナーズ・スタイルは、「大家さんが感じる賃貸経営の先行き感についてのアンケート調査」を実施。社会情勢の変化を受け、賃貸経営の未来に不安を感じている大家さんは何と半数以上だ。
一貫して「厳しくなる」と回答
同調査は、2015年12月に実施。賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」首都圏版・関西版の読者1000名からの回答をもとにまとめている。
「賃貸経営は10年後・20年後も順調だと思うか」という質問に、「とても厳しくなる」が31.0%「少し厳しくなる」が31.9%で、これらを合わせると62.9%、半数以上が賃貸経営のこれからを、厳しいものになると受け止めている。
「なんらかの手を打つことで順調にできる」と回答した人も30.2%。しかしこれは楽観的な意見とは決して言えず、「なんらかの手を打たなければ」いけないと考えていることが分かる。つまりほぼ9割以上が、「厳しい」「厳しくなる」と考えていると言える。
少子高齢化・空き家問題
そして「今の悩みや将来の不安は何か」という質問には、「空き室」60.4%、「家賃の下落」55.5%となっている。
これまで「楽な稼業」と思われてきた賃貸経営だが、社会情勢の変化を無視することはできない。少子高齢化、住宅ストックなどの社会問題を一番感じ取っているのは、賃貸オーナーのようだ。
(画像はプレスリリースより)

オーナーズ・スタイルのプレスリリース(@Press News)
https://www.atpress.ne.jp/news/110318