マンションでの防災意識アンケート
株式会社つなぐネットコミュニケーションズは2016年8月25日、マンション居住者を対象にした、防災に関するアンケートを公表。2013年、2014年に実施した同様の調査と比較しながらまとめている。
各家庭での備えに関する意識は?
同調査は2016年5月~6月の間に実施。2666名の回答を統計に出している。
各家庭でみてみると、「自宅の家具や家電を固定している」人は2013年に46.6%、2014年に48.9%、2016年は46.1%と減少しており、半数以上が固定していない。家庭での備蓄品は、飲料水が66.7%、食糧が53.4%、簡易トイレ28.0%など、2013年、2014年と大きな違いはないものの、わずかに減少している。
マンション全体での防災意識は?
しかしながら、防災備蓄品を用意しているマンションは31.2%となっており、2013年、2014年と比較して年々増加傾向にある。
「防災訓練に参加したことがある」人は2013年には36.8%、2014年には40.7%、そして今年2016年は45.8%と半数近くが参加しており、地震などの災害に対する防災意識が高まっているようだ。
今回新たに「共助」についての項目を追加。協力する内容の質問をしたところ、52.2%「安否確認活動」、43.6%が救助活動、38.0%が見回り活動となっており、マンション内での助け合いに協力的であることが分かった。
(画像はプレスリリースより)

株式会社つなぐネットコミュニケーションズ
http://www.tsunagunet.com/