「健都」マンションプロジェクト
国立循環器病研究センターと、近鉄不動産株式会社、大和ハウス工業株式会社、名鉄不動産株式会社は2016年8月31日、大阪のマンションプロジェクトにおいて連携協定を行ったと発表。入居者の健康を考えたマンション開発が進められている。
国立病院と民間ディベロッパーが連携
大阪府摂津市をはじめとする北大阪で、健康と医療に力を入れた街づくりが進められている。
同プロジェクトは、その健康医療都市で開発中の「吹田操車場跡地『健都』マンションプロジェクト」において、国立循環器病研究センターと民間ディベロッパーが連携。マンション入居者の健康管理システムを導入する。
サービス内容
まず入居者の血圧や体重、活動量などを同研究センターが確認。データに基づいた状況で異常がないか確認し、健康アドバイスや受診アドバイスなど、各入居者宅のテレビを通してフィードバック。
また先進技術を用いたトータル検査が行える「高度循環器ドッグ」の受診権が各住戸に1名付与され、専門医による診断やその後のフォローも受けることができる。この受診権は日本初の導入だ。
その他、循環器疾患予防のためのセミナーや講演なども行い、入居者への健康管理を促進するほか、マンション敷地内にウォーキングコースやトレーニングルームなどの設置も行う予定だ。
(画像はプレスリリースより)

近鉄不動産株式会社のプレスリリース
http://www.kintetsu-re.co.jp/