不動産競売流通協会が発表
一般社団法人不動産競売流通協会は2016年7月15日、同日より、平成28年度「競売不動産取扱主任者」資格試験の出願を開始したと発表。試験日時は12月4日の13時30分〜15時30分。
今年で第6回となる同試験は、不動産競売の専門家として一般消費者に競売のアドバイスやサポートができる「競売不動産取扱主任者」として必要な知識を習得することを目的として設立。
競売不動産に着目・仕事でも使える
マイナス金利の今、競売不動産を相談できるプロの存在が求められており、少しでも安く不動産を手に入れたいと考える投資家や一般消費者から、競売不動産は注目を集めている。
同資格を仕事に生かしている宅建業者や金融関係従事者は増加傾向にあり、不動産業界や金融業界への就職を目指す学生の受験も増えてきた。
誰でも受験でき、試験会場は全国11箇所
試験合格後の「競売不動産取扱主任者証」の交付には宅建士・宅建士合格が用件となっているが、誰でも受験が可能。
試験案内の配布・申し込みは10月31日までで、配布場所は全国の大型書店や全日本不動産協会の各県の本部と支部・不動産系学部のある大学。インターネットでも申し込める。
受験費用は9500円で、会場は札幌・仙台・新潟・金沢・東京・名古屋、大阪・広島・高松・福岡・那覇の全国11箇所。詳細は同協会ホームページで確認できる。

一般社団法人不動産競売流通協会 プレスリリース
http://fkr.or.jp