建物が基礎的な性能を有していない場合、修繕して販売
既存建物のリノベーション分譲事業等を展開する株式会社リビタは7月21日、構造・劣化改修費用が販売価格に含まれた中古戸建て「HOWS Renovation Base」(以下、同サービス)の販売を開始したと発表した。
中古戸建てのリノベーションにおいては、構造や劣化がネックとなり、要望通りのリノベーションが実現しないケースが見られるが、同サービスでは、その課題を克服した内容となっている。
同サービスにおいては、同社が中古物件の躯体性能を分かりやすく表示する。また、建物が有する基礎的な性能についての点検・調査を行い、基礎的な性能を有していないと判断した場合は、修繕を加えた上で、顧客に販売する。なお、販売は、顧客が改修することを前提としている。
ライフスタイルに応じたリノベーションが可能に
同サービスにおいて販売価格に含まれる部分は、既存建物調査、耐震診断・耐震適合証明書の発行、建物性能確保工事費、長期修繕計画案の立案などだ。なお、内装や設備、外構などの自由設計工事費と断熱改修工事費は顧客の負担となる。
また、顧客はライフスタイルに合わせたリノベーションが可能となるほか、リノベーションの内容に応じ、予算に合わせて工事費を調整することも可能となる。
同社は、同サービスの事業を展開することで、中古戸建ての流通市場拡大に貢献したいとしている。

株式会社リビタ(プレスリリース)
http://www.rebita.co.jp/release/release53/