空き家解体・改築のほか、太陽光発電等の設置にも利用可
名古屋市に本社を置く名古屋銀行は7月1日、高齢化で社会問題化している空き家問題解決に貢献するため、「地方創生『空き家解体/活用ローン』」(以下、同商品)の取り扱いを同日より開始したと発表した。
同商品の使い道は、空き家解体・整地費用のほか、空き家の改築・改装費用だ。そのほか、空き家解体後の敷地を利用した太陽光発電などの環境配慮型設備の設置費用や、駐車場の設置費用としても利用できる。
なお、対象となる建物は、申込人またはその家族が所有する建物で、居住用建物が対象だ。また、居住用建物は、店舗や事業所との兼用建物も含まれる。
融資条件について
融資条件は以下の通り。
借入金額は10万円以上500万円以内で1万円単位。借入期間は6か月以上10年以内で6か月単位。借入年齢は申込時20歳以上、完済時75歳以下。融資利率は、年3.5%で固定金利となる。なお、融資利率には保証料が含まれる。手数料は1万800円(税込)。
同商品は株式会社セディナが保証会社となり、担保と連帯保証人はいずれも不要だ。同商品が利用可能な者は、居住地もしくは勤務地が名古屋銀行の営業区域内にある者で、安定・継続した収入がある者。また、保証会社の保証が得られる者となる。

名古屋銀行(プレスリリース)
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