中古物件を修繕し、顧客に満室で渡す「自社再生物件」
さいたま市に本社を置き、収益用不動産の売買・仲介等を行う武蔵コーポレーションは6月16日、自社再生物件の取扱件数が5月31日時点で600件を突破したと発表した。
自社再生物件とは、中古不動産物件を自社買い取りして、修繕やリフォームを行い、一定期間物件を自社保有した後に顧客に販売する形態である。
武蔵コーポレーションの場合、一級建築士監修による大規模修繕工事のほかに内装工事も実施し、満室になった状態で引き渡すことから、顧客は低リスクで中古不動産物件を購入することができる。
さらに、同社は、改修工事が高額な物件など、一般には流通しにくい物件を安く仕入れて修繕することから、相場よりも割安であることがメリットだ。
社員寮再生で入居者数増加 近隣にコンビニが新規出店
同社の自社再生物件の一例として、埼玉県行田市の中古物件がある。
元々は社員寮として利用されていた物件だが、同社が購入して再生させたところ、募集開始以降、毎月5世帯が入居するペースとなった。それにより、周辺には新たにコンビニエンスストアが出店するなど、地域活性化に貢献する形となった。
同社は今後、自社再生物件の売買を首都圏等にも拡大させ、日本全体の社会活性化に貢献していきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)

武蔵コーポレーション プレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000016962.html