空き家の取り組み、全国展開へ
NPO法人 兵庫空き家相談センターは、国土交通省が行っている「平成28年度先駆的空き家対策モデル事業」に採択されたと発表。行政との取り組みで事業内容を検討し、実際の空き家に適用していく予定だ。
先駆的空き家対策モデル事業
国土交通省は、民間事業者、法務専門家、自治体などから空き家対策に取り組んでいる20の事業を、先駆的な事業として採択。取り組みの費用の一部を補助し、全国への導入・普及を図るのが目的だ。
兵庫空き家相談センターは、空き家・空き地に特化したコンサルティングを行っている。特に法律の観点から、弁護士・司法書士・建築士・不動産鑑定士など、専門家による空き家相続対策、空き家活用、悩みや問題をワンストップで解決。
また空き家についてのセミナーや勉強会、個別相談会のほか、空き家・空き地の巡回・管理なども行っている。
法律の観点から空き家対策、空き家防止へ
今回の採択により、同法人では「空き家等」「特定空き家等」の判断基準マニュアル作成、空き家を未然に防ぐための相続前後の対応マニュアル作成などを行い、現実の空き家に適用していく。
その後、フィードバックによる事業成果の公開・改善を行いながら、全国展開を図る予定だ。

兵庫空き家相談センターのプレスリリース(Value Press!)
https://www.value-press.com/pressrelease/163966