「間仕切り構造」実用化へ
高松建設株式会社は、賃貸マンションの入居者がライフステージに合わせ間取りを変えることのできる新発想、「間仕切り構造」を開発。実用化に向け、大都市圏へ積極的に提案していく予定だ。
簡単仕切りパネルで1Rから2LDKまで
「間仕切り構造」は、同社が施工した大阪市の賃貸マンション内に、マンションオーナー向けサンプルルームをオープン。試験的な活用を行ってきたが、今回実用化に踏み切った。
同開発は、間仕切りパネルを使い、大空間のワンルームタイプから2LDKまで容易に設定が可能。クローゼットなどの収納タイプや居室となる入り口のスライドドアなども、好みの位置に設定できる。
間仕切りパネルの接合部は凹凸形状になっており、隙間のないプライベート空間を確保、またマグネットも使用し、T字・L字・十字接続など、柔軟で多彩な間取りが実現できる。しかも来客時などの日常的な間取り変更も容易に行えるシステムだ。
入居者とオーナーのメリット
パネルは手入れのしやすい素材を使用し、同一寸法にすることで生産コストを軽減。オーナーには入退去に発生する修繕費用・管理費用などの削減につながる。
また入居者の結婚、出産など家族構成の変化にも柔軟に対応できるため、入居者層の幅が広がり、安定した賃貸収入が期待できるのが特徴だ。
(画像はプレスリリースより)

高松建設株式会社のプレスリリース(PRTIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000010262.html高松建設株式会社ホームページ
http://www.takamatsu-const.co.jp/