綿密な計画や高度な施工、定期点検で15年後の修繕可能
マンション大規模修繕協議会は、6月5日(日)に東京都三鷹市で開催される「マンション大規模修繕セミナー」について、同協議会のホームページに掲載している。同セミナーは、マンション管理組合員などを対象とした無料のセミナーだ。
マンションの大規模修繕は一般的に12年に1度とされている。しかし、長期修繕計画の管理がずさんな場合、実際に工事を始める際に修繕費用が不足するケースが見られる。
また、現在の経済状況では、修繕費用不足解消のための積立金値上げや一時金徴収も難しいのが現状だ。
それを解決する方法は、修繕周期を15年に延ばすことだ。60年で比較した場合、1回分の工事費が削減できる。しかも、単に工事を先延ばしにするだけではなく、綿密な修繕計画や高度な技術による施工および監理体制、修繕後の定期点検とメンテナンスが重要だ。
そのほか、工事内容の精査により、修繕積立金の節約を実現した事例も紹介する。
開催要項について
日時は6月5日(日)午後1時30分から午後4時まで。開場は午後1時より。会場は、三鷹産業プラザ 会議室705号室。定員は50人。参加費は無料。講師は一級建築士、協議会副代表理事の兵頭浩二氏。
申込は、下記外部リンク「マンション大規模修繕協議会」内のページから行い、必要事項を記入の上、送信のこと。なお、問い合わせは同協議会ページ内の問い合わせフォームから行うこと。

マンション大規模修繕協議会
http://www.renovaters.net/seminar2016/mitaka.html