マイナス金利導入後の調査
住宅ローンプランの比較検索サイト「WhatzMoney 住宅ローン」を運営するWhatzMoney株式会社は、マイナス金利導入後の住宅ローン金利状況を調査し、今後の見通しなどを発表・公開している。
変動では楽天、固定では静岡、三菱UFJ
2016年2月16日にマイナス金利が日本銀行より導入され、各銀行が住宅ローンの金利引き下げを発表している。
最も引き下げ幅が大きい金融機関は、変動金利では楽天銀行で0.068%。10年固定の最低金利は三井住友信託銀行が0.200%で、3月から実行される予定だ。現段階では静岡銀行、三菱東京UFJ銀行が0.250%。
マイナス金利導入後、10年固定金利型の住宅ローン金利引き下げ率は、3月引き下げ予定の銀行も含め平均で0.158%。まだ引き下げを発表していない銀行も、0.100%~0.150%程度の金利引き下げを行う可能性が高いと言える。
各銀行の主力商品「10年固定金利型」の平均金利は、1.194%。1.3%台が最も多いが、最安には0.700%のプランも存在している。地域別にみると、金利の最も低い地域は関西と九州。
早めの検討を
住宅ローンの金利引き下げは実行されるものの、初期費用に対する料金・料率の引き下げは行われない。今後も引き下げの発表は見込まれるが、早めの金利動向調査と交渉が望ましいと述べている。
(画像はプレスリリースより)

WhatzMoney株式会社のプレスリリース(PRTIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000015793.html