液状化対策工事見学会を開催
一般社団法人住宅不動産資産価値保全保証協会は、2016年3月17日から4月21日までの間、住宅会社、工務店向けに「液状化対策工事一斉現場見学会」を全国48箇所で開催する。
地盤改良工法を学ぶ
地震など大きな震動により地盤の水分が上に押し出され、発生する地盤の液状化。その対策法として同協会では「HySPEED工法」を推奨している。
これは地盤改良工法のひとつで、セメントなどの固結材を一切使用していない。自然石の砕石だけを利用するので環境負担が非常に少なく、海岸や川の近く、埋め立て地などの地盤のゆるさを改良する工法だ。
この工法は全国ですでに42,000棟の実績があり、東日本大震災でも液状化軽減効果が報告されている。
見学会では「HySPEED工法」の施工現場を見学。実際の現場を見てもらうことで、その工法や効果を知り、一般消費者が懸念する事項について責任を持って説明できるようになる。
被害の大きさから学ぶ生活への安定
東日本大震災から今年で5年。多くの住宅に被害をもたらした液状化を改めて見つめ直し、正しい対策を考える必要がある。
同協会は住宅不動産の資産価値を高め、安心して暮らせる生活のための活動として、全国48箇所で開催する。問合せは、全国各地にある同協会の賛助会員まで。

住宅不動産資産価値保全保証協会のプレスリリース(PRTIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000011373.html