居住者側、管理会社側、双方の課題へアプローチ
株式会社リクルート住まいカンパニーは2月23日、マンションの居住者および管理会社向けに、日常のコミュニケーションを支援するアプリケーションサービスを2016年夏にリリースすると発表した。
分譲のマンションにおいて管理組合の運営を円滑に進めていくためには、居住者と管理会社の間で良好な関係を築くことが必要不可欠であるが、両者の間で円滑なコミュニケーションがはかれていないケースが多いのが実情だ。
居住者側からの「問い合わせ先がわからない」「表面化されない不満」、管理者側からの「どのような仕事をしているのか居住者に理解されにくい」など双方の課題を解決するべく、管理事務室、電話相談窓口以外での両者のコミュニケーションの場を創ることとなった。
オンライン上で様々なやりとりが可能
同アプリでは、マンション専用の掲示板機能を設け、管理会社からは清掃・点検の日程などの業務連絡、居住者からは地域情報の提供など自由な投稿が可能。
さらに共用施設(来客駐車場予約や集会室など)の予約をアプリ上ですることができ、スムーズなコミュニケーションが可能となる。
また問題発生への対応として、居住者の困りごとの伝達や解決履歴が明確化される。居住者が困りごとをアプリへ登録、その問題に対する管理会社からの解決方法と履歴をWeb上確認することがでる。
また問い合わせ先の不明確さを解消するため、管理会社のコールセンターや近隣の公共施設をリスト化し、スピーディーな問題解決をサポートする。
対応端末はPC・スマートフォン(iPhone、Andoroid)。
(画像はプレスリリースより)

株式会社リクルート住まいカンパニープレスリリース
http://www.recruit-sumai.co.jp/press/