シティ・モメンタム・インデックス
米国、シカゴの総合不動産サービス、ジョーンズ ラング ラサール株式会社は、世界の都市活力をランキングにした「シティ・モメンタム・インデックス」を発表。「居住性」、「イノベーション」、「変革力」から分析している。
都市繁栄には地域社会の形成が鍵
同調査は120都市を対象に、GDP、人口、企業本社のプレゼンス、オフィス建築、賃料など37の要素を分析。
インデックス上位には、不動産が単なる投資などのビジネスではなく、新しいアイデアをビジネスとして創出し、かつ有能な人材を引きつけ、テクノロジーを活用した地域社会を形成し繁栄している都市が目立つ。
上位都市ランキング
1位はロンドン、2位がシリコンバレー、3位ダブリン、4位バンガロール、5位ボストンがランクイン。東京も14位と上位だ。また上海6位、シドニー8位、ソウル19位など、アジア太平洋都市も影響力と存在感があり、いずれもグローバル化した経済活動と人材の集中がみられる。
また米国も16位までに6都市がランクイン、バンガロールなど新興世界都市のハイテク導入や都市整備の取り組みも評価を受けている。ダブリンやオースティンなども小都市でありながら、急速にモメンタムを高め注目されている。
(画像はプレスリリースより)

ジョーンズ ラング ラサール株式会社のプレスリリース
http://www.joneslanglasalle.co.jp/