マンション購入調査
株式会社読売広告社の都市生活研究所では、シニア世代の新築マンションの購入理由について調査し、その一部を報告。「新規購入」「買い換え」「買い増し」の状況は10年前と比べ変化していることが分かった。
「買い増し」層が増加
国内裕福層は50歳以上のシニア世代に多い。同調査ではそのシニア世代にスポットを当て、2015年1月から2015年10月までの間に行われた調査を、前回2001年から2005年に行われたものと比較している。
マンションを購入したシニア世代は「新規購入」層は10年前が41.2%、現在が27.2%、他の物件から「買い換え」層が39.8%から42.1%に、既に1つ以上所有している「買い増し」層は17.6%から29.5%に増加。新規購入層が減少し、10年前2割にも満たなかった買い増し層は3割に増加している。
「資産性」を重視する傾向に
マンションの買い増しには、「駅周辺」「買い物などの利便性」「交通インフラ」などが選ばれる。10年前も同様だが、地域のイメージやマンションの管理体制などが求められていたのに対し、現在は利便性に一貫している。
買い増し層の「資産性を重視する」傾向は10年前19.7%であったのに対し、今回の調査では28.9%と約1割増加。物件の資産性に、より重点を置いていることが分かった。
(画像はプレスリリースより)

株式会社読売広告社のプレスリリース
http://www.yomiko.co.jp/news/item/old/pdf/20151216.pdf