2014年度 賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査(首都圏版)発表
株式会社リクルート住まいカンパニーは7月13日、2014年度 賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査(首都圏版)を発表した。
部屋探し時の利用情報源は?
部屋探し時の利用情報源で最も多かったのは、PCサイトで49.2%、次いでスマートフォンアプリ(29.9%)、不動産会社に直接訪問(28.7%)となった。
興味深いのはスマートフォンアプリの増加で、2012年18.5%、2013年22.7%、2014年29.9%と堅調に増加してきている。特に女性社会人のスマートフォン利用率が43.2%と最も高い。
設備・仕様のニーズは?
設備・仕様のニーズでは2つの調査結果が示されている。
まず、絶対ほしい設備・仕様の1位は、エアコン付きで71.0%、2位は都市ガス(56.9%)、3位はTVモニター付きインターフォンで44.3%、4位は追い炊き機能付きの風呂で40.6%、5位は温水洗浄便座で36.2%となった。
次に利用経験がない人に限った場合、次に引っ越す時絶対ほしい設備・仕様では、都市ガスが25.7%と最も多く、次いで無料もしくは安価なインターネット接続(17.2%)、断熱・遮熱性能の高い窓(16.6%)となった。
設備・仕様に対する満足度
設備・仕様に対する満足度の調査では、食器自動洗浄器とエコキュートなどの電気代が安くなる給湯器が利用経験率は低いものの、満足度がいずれも100%だった。
次いでLED照明も利用率が低い中、満足度は98%となっている。これら3つの設備は備えている物件が少ないものの、備えてあれば非常に満足度の高い設備といえる。
4位と5位の都市ガス(97.3%)やTVモニター付きインターフォン(96.3%)は、ほしい設備の中にも高順位だったが、満足度も非常に高い設備であることがわかる。
まとめ
今回の調査結果は部屋を貸す側にとっても役立つ情報となるだろう。部屋を貸す場合、「どのような設備があれば、人気が高くなるのか?」や「どんな設備が満足度が高いのか?」がよくわかる結果となっている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社リクルート住まいカンパニー プレスリリース
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