マンション管理業協会が相談受付状況を発表
6月5日、一般社団法人マンション管理業協会は平成26年4月から平成27年3月の相談受付状況を発表した。
主な相談内容は?
相談受付件数は6,156件で管理会社社員からの相談が62%を占めた。また相談内容は管理組合関係が最も多く、全体の58%、次いで法令関係が21%となった。
相談項目で見ると管理規約・使用細則等に関する事項が最も多く27%、次いでマンション適正化法に関する相談が16%となった。
年度別に見ると、2014年から連続で増加しているのは相談者では居住者からの相談、内容では管理組合関係、相談項目では管理・規約細則。逆に減少しているのは相談項目のマンション適正化法関連となっている。
統計データなので数値の読み取りには注意が必要だが、このデータからマンションは共同生活を営む場であることがよくわかる。
人が多く集まるからこそ、ルールや規則は大切だし、居住者からの相談が年々増えていることからも、色々なルールに意見を持つ人が増えてきているのではないだろうか?
一般社団法人 マンション管理業協会について
昭和54年に発足した高層住宅管理業協会を前身とした一般社団法人。会員相互の協力によってマンションの管理システムの研究や保全などを目的とする。
(画像はマンション管理業協会ホームページより)

マンション管理業協会プレスリリース
http://www.kanrikyo.or.jp/news/data/20150604pressgyoumu.pdfマンション管理業協会ホームページ
http://www.kanrikyo.or.jp/index.html