不動産投資に関する意識調査
健美家株式会社は2017年10月24日、8回目となる「不動産投資に関する意識調査」を発表。半数以上が、融資が厳しくなったと回答している。
前調査より融資の厳しさを実感
同調査は、不動産投資情報サイト「健美家」の登録会員から433名の回答をもとに統計に出したもの。
調査で金融機関の融資状況について尋ねたところ、「まあまあ厳しくなった」と回答したのは38.1%、「かなり厳しくなった」は14.2%。
結果的に厳しくなったと感じているのは52.3%と半数以上になり、前回調査の34.5%と比較しても17.8ポイント増加している。
厳しく感じた理由は、「自己資金を求められる」が41.2%、「自己資金の割合が上がった」32.4%、「物件評価が出づらくなった」28.8%、「年収・金融資産など条件が高くなった」28.2%など。不動産投資ブームに変化が起きているとみられる。
投<資歴は5年未満が4割
投資ブームを裏付ける「投資歴」をみていくと、投資歴1年未満の人は13.2%、5年未満が29.6%。これらを合わせると1年~5年は42.8%、4割強を占める。ちなみに5年以上は20.8%、10年以上は13.4%、20年以上は7.6%だ。
購入地域は「北海道」が一番多く10.3%、次いで「千葉県」と「神奈川県」が同等で9.8%。これらのエリアは一棟アパートの購入が多い結果となっている。
(画像はプレスリリースより)

健美家株式会社のプレスリリース
https://www.kenbiya.com/press/pre2017-10-24.html