人口減少と賃貸経営
健美家株式会社は9月4日、人口減少をたどる日本で、不動産投資を成功させるには何を考慮すれば良いのか、調査結果に基づくアドバイスを掲載。今後視野に入れるのは異文化の共生ビジョンだという。
日本人口による成長率はマイナス
賃貸経営は、物件、環境や経営手腕に左右されるが、人口も考慮したい要素だ。日本人口の推移を見ていくと、人口増加は平成26年をピークに減少を続けており、平均成長率はマイナス0.14%。今後も減少していくと予測される。
都道府県別の人口増減ランキングでは、東京都、沖縄県、埼玉県、愛知県、神奈川県、千葉県、福岡県の7県が増加。
しかし市町村別では、栃木県栃木市、茨城県つくばみらい市、熊本県合志市、宮城県名取市など、7県以外でも人口増加しているエリアが存在している。
新しい発想「異文化コミュニティ」
日本の人口減少という社会現象を踏まえた賃貸経営の可能性として、新しい視点を見いだすことも一つの手段だという。それが「外国籍居住者」だ。
これからの不動産投資では、異文化コミュニティが存在するエリアも視野に入れると良いのではとアドバイスしている。
ちなみに平成26年から29年の外国籍人口増加ランキングでの1位は、北海道の虻田郡倶知安町(あぶたぐん くっちゃんちょう)。季節による人口増減があるが、町が外国籍との共生ビジョンを掲げている。
(画像はプレスリリースより)

健美家株式会社ニュース
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