ESCI ベスト・プラクティス・アワード
パナホーム株式会社は2017年5月18日、第3回「ESCI ベスト・プラクティス・アワード」の「スマートビルディング」部門で金賞を受賞したと発表。スマートハウス・スマートマンションへの取り組みが評価された。
スマートビルディングの省エネ技術
同アワードは、APEC(アジア太平洋経済協力)のESCI(エネルギー・スマートコミュニティ・イニシアティブ)が主催する国際的なイベント。今回のスマートビルディング部門での受賞は、日本では初めてだ。
評価されたのは兵庫県芦屋市で開発中のスマートシティ。行政と連携し、自然環境を配慮した再生可能エネルギーを活用している。
420戸のスマートハウスは省エネルギー性とエネルギー効率を追求した設備、室内空気環境の向上、耐震構造や劣化防止などにも配慮された建物だ。
また83戸のスマートマンションは、全戸に燃料電池を装備。さらに共用部にも太陽光発電、大型蓄電池を配置し、創出エネルギーと消費エネルギーが同等の量に匹敵するほどの効率性を示している。
スマートシティという発想
パナホームの高い住宅性能、パナソニックの省エネ技術の融合で、住まい手ではなく街全体で、地球環境に配慮した「暮らし」を提案するという、斬新な事業が高く評価された。
(画像はプレスリリースより)

パナホーム株式会社のプレスリリース
http://www.panahome.jp/company/news/release/2017/0517.html