不動産投資動向と意識調査
株式会社GA technologies(ジーエーテクノロジーズ)は、不動産投資に関する動向と意識調査を実施。副業感覚での若い投資家が増加している。
オーナーの年収は半数が年収500万円未満
同調査は今年4月に、20代から50代の不動産投資経験のある男女を対象に実施。456の有効回答を統計にしている。
不動産オーナーの年収は、30.9%が400万円未満、48.4%が500万円未満。20代だけみると400万円未満が40%、500万円未満が65.8%と多い。経験者の53.6%が会社員、14.7%が専業主婦(主夫)となっている。
不動産投資を始めた時期は、一番多いのが「10年以上前」23.0%、50代に多い。20代では68.3%が1~2年内が多い。投資を始めた理由は、「副業として」が27.6%、「老後のため」が21.7%、「貯蓄代わり」が19.7%だ。
ほかにも「低金利対策」「就職難の時代、お金を稼ぐ手段がほしかった」「オリンピックを見越した土地の値上がり」など、社会背景がうかがえる。
増える20代の投資家
不動産業者への初コンタクトから契約までは、半年と回答した50代が32.7%、1ヶ月以内と回答した20代は48.3%。この年代は非常にスピーディーで、きっかけは「セミナー」が37.5%。
近年増えている20代は、堅実なリサーチを行う一方で、スピーディーな意志決定を行う独特のスタイルを持っていることが分かった。
(画像はプレスリリースより)

GA technologiesのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000021066.html