大京とフルタイムシステムが共同開発
マンション開発事業を手掛ける株式会社大京は、昨今問題となっている宅配便の再発問題を解決する住戸専用宅配ボックス「ライオンズマイボックス」を発表した。
これは同社と株式会社フルタイムシステムが共同開発してきたソリューションで、「必ず受け取りたい、確実に届けたい」という居住者と宅配事業者双方の望みを叶える、新世代のマンション用宅配ボックスとして注目される。
カバー率120%
ボックスのサイズはネット通販の標準的な荷物のサイズに適応しており、異なる宅配事業者の荷物や複数の荷物を同時に収納できることで、ボックス利用者と宅配業者双方の利便性を向上させ、メールボックスの役割も果たすことで、省スペースで効率的な荷物の受け取りを実現している。
入居世帯に対する宅配ボックスのカバー率は120%となり、大京ではグループが管理する既存マンションへの導入提案を積極的に行い、再配達における社会的課題解決に貢献していきたい構えだ。
37.4億個と、2010年度に比べて約11.6%も増加している宅配が、無駄な再配達なく円滑に運用されることで、地域経済の活性化にも寄与し、宅配業者の負担軽減、地域環境の改善にも役立つはずだ。
導入については、本年度3月に竣工する物件で5物件(首都圏・北海道)、来期以降の物件についても、全国の物件で10物件程予定しています。
(プレスリリースより引用)
(画像は大京HPより)

大京 プレスリリース
http://www.daikyo.co.jp/dev/files/20170411.pdf大京
http://www.daikyo.co.jp/index.html