住宅ローンレポート
WhatzMoney株式会社は、2017年4月4日、住宅ローンレポートを公開。マイナス金利を導入して以来、低下を続けていた変動金利型も、若干引き上げの動きを見せている。
金利引き上げの動きか
同調査は、全国763金融機関、17,000超の住宅ローンプランを比較したもの。
10年固定金利型の金利は、前月同様の推移で0.06%前後。4月に金利を引き上げた金融機関は16行、前回3月の9行から見ても、金利引き上げの試みが浮き彫りになってきた。
ただし三菱東京UFJ銀行の0.5%を除けば、0.1%前後で急激な引き上げは行われていない。
マイナス金利導入後過去最低水準を維持・更新してきた変動型金利も、わずかながら初めて動きを見せた。金利引き上げを行った金融機関は3月0行、4月は4行。
近い将来、金利を引き上げる金融機関は増える可能性がある。借り換えを検討している人は、早めの判断をすすめている。
0.300%台の金利登場
フラット35は、返済期間20年以下のプランで最低金利。返済期間21年以上35年以下のプランは横ばい。
また主要銀行の全プランのうち、最低金利0.300%台が出現。三菱東京UFJ銀行の固定金利の3年・5年タイプだ。教育資金贈与信託の利用が条件になっており、条件を満たす家族向けプランだ。
(画像はプレスリリースより)
WhatzMoney株式会社のプレスリリース(PRIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000015793.html