健美家調査・反響物件エリア
健美家株式会社は2017年3月7日、不動産物件情報サイト「健美家」において「東京在住者の一棟マンション反響物件エリア」の調査結果を発表している。
問い合わせが多いのは東京?
この調査は、東京在住のユーザー会員が、どのエリアへ問い合わせをしているのか調査したもの。実は東京だけでなく、東京以外にも多くの問い合わせをしていることが判明。
「東京都」は24.0%で、2013年に30.1%であった問い合わせから6ポイント減少。また2012年には31.4%の問い合わせがあった「神奈川県・千葉県・埼玉県」は21.3%となり10ポイント減少。その他、「東海」16.3%、「北海道」9.0%、「関西」7.4%と続く。
一都三県の問い合わせ件数が2012~2013年当時61.5%であったのが、2016年は45.4%。地域への分散が進んでいるようだ。
物件価格と利回り
これは物件価格の上昇と利回りの低下によるものとみている。
東京の一棟マンションの物件価格帯は平均2億円前後、利回りは5%~6%であるのに対し、神奈川・千葉・埼玉での価格帯は平均1.5億円前後で利回りが6%~7%、その他の地域では平均価格帯1億円台で利回りが7%~9%。
これらの統計から明らかなように、全国に視野を向ける投資家が増えているようだ。
(画像はプレスリリースより)

健美家株式会社のプレスリリース
https://www.kenbiya.com/press/pre2017-03-07.html