外側設置の窓で耐震アップ
YKK AP株式会社では2016年11月30日、同社が開発した耐震補強フレーム「FRAME+」の新シリーズを発表。「FRAME+G2」の販売を、2017年3月より開始する。
耐震製品の新バージョン
「FRAME+」は、木造戸建て住宅1階の窓の外枠として取り付けることで、住まいの耐震性能をアップできるフレーム。室内に入ってほしくないという生活者のニーズに応えるもので、外側を主体にした工事ですすめることができる。
今回はこれよりさらに工法の簡略化を実現。従来の「FRAME+」はアルミ三方枠で、既存基礎に新しい鉄筋コンクリートを設置するが、今回の新製品は、アルミ枠を四方にし、現存する基礎に対し下枠をスチール金物で固定する仕組みだ。
施工期間はたったの2日
国内の相次ぐ地震により木造住宅の耐震性への関心は高くなっている。この製品では従来のように床や天井などを剥がすこともなければ、耐震性を重視するために窓を減らすなど、生活者の環境を変えることはない。
コンクリートを設置しない工法は業界初、しかも今まで2~3週間かかっていた施工が2日で完成と大幅な期間短縮を実現。それによる工事費用は3割減が期待できるなど、効果は高い。
(画像はプレスリリースより)
YKK AP株式会社のプレスリリース
http://www.ykkap.co.jp/