1枚あたりの重量は4.9kg 1人でも施工可能
静岡県沼津市に本社を置く総合建設会社の植松グループは11月18日、軽い金属屋根材の「UMルーフ1(ONE)」(以下、同商品)を発売したと発表した。
同商品の特長は、屋根材の重量が1枚あたり4.9kgと軽く、荷揚げが重機なしでも可能であるため、1人で施工ができる点だ。サイズは長さが3638mm、幅275mmで、面積は1m2となっている。なお、成型板の厚みは0.35mmであるほか、屋根材1枚の幅である「働き幅」は業界最大となっている。
同商品のネーミングにおいては、働き幅が業界最大であることと、1枚で1m2の屋根材であることをベースとした。
屋根材が軽いため、地震対策も可能に
また、同社は同製品の開発にあたり、「地震に強い家」を増やすことを主眼とした。東海地震が想定される静岡県では地震対策に敏感であるが、屋根材の軽さは耐震性につながることから、同社は、同製品の使用で地震対策が可能になるとしている。
そのほか、同商品の特長としては、屋根材が軽いために狭い住宅地でも施工しやすいこと、断熱性、防音性、耐候性に優れた高機能な屋根材であることだ。さらに、表面仕上げを工夫することで、高級感のある屋根材に仕上げることも可能だ。
(画像はプレスリリースより)
植松グループ プレスリリース(@press)
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