10月31日より、沖縄・離島を除く全国で受付開始
パナソニック・エコソリューションズ社の傘下で、耐震性の高い「テクノストラクチャー工法」に特化して住宅の設計・販売を行う「パナソニックESテクノストラクチャー株式会社」は10月25日、制震システムとして「テクノダンパー」(以下、同システム)を開発したと発表した。
同システムの利用により、地震対策がさらに強化される。なお、同システムは10月31日より、沖縄と離島を除く全国で設計の受付が開始される。
超高層ビルの制震技術を採用 揺れが最大70%低減
同システムの特長は、超高層ビルなどで採用されている制震技術を住宅用に改良した点だ。これにより、揺れが最大で約70%低減される。
また、大地震に相当する負荷を100回以上繰り返しても制震効果が発揮されるため、大地震後に余震が続いた場合でも住宅の被害を軽減しやすくなる。
そのほか、同システムを採用することで、天井の高さは最大2.8mまで対応できる。さらに、従来型のシステムよりも軽量化されていることから、施工性も向上し、安定した施工品質が確保される。
同社は、「テクノダンパー」の活用により、耐震と制震の両面から地震対策を提案していきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)
パナソニック(プレスリリース)
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