地盤適合耐震住宅「JIBAN×House」シリーズの共同開発プロジェクト
地盤ネットホールディングス株式会社(以下、地盤ネット社)と株式会社ジブンハウス(以下、ジブンハウス社)は、4月17日に開催された「第4回ジブンハウスシンポジウム2018in東京」において、地盤適合耐震住宅「JIBAN×House」共同プロジェクト(以下、同プロジェクト)の立ち上げを発表した。
地盤ネット社は、地盤に適した安全な住宅づくりへの取り組みとして、地震時の地盤の揺れやすさがランクでわかる微動探査システム「地震eyeTM」(以下、同探査システム)のサービスを2017年10月に開始し、地盤リスク情報を「じぶんの地盤アプリ」などのサービスで、簡単に入手できるようにした。
一方、ジブンハウス社は、VR技術を駆使したサイト構築技術により、手軽にネットショッピングをするように玄関・壁紙やキッチンなどを自分で選んで買える住宅を展開し、耐震構造については、耐震等級3相当(直下率60%、壁量充足率1.75倍以上)の基準を設け、安心・安全な住まいを提供している。
同プロジェクトは、両社のサービスを合わせることで、専門的な知識のない生活者でも、簡単に地盤の特性に適合した耐震住宅を選択できることを目指して、立ち上げたとのこと。
微動探査システム「地震eye」の概要
同探査システムは、地盤ネット総合研究所株式会社、国立研究開発防災科学技術研究所、および白山工業株式会社との三者共同開発で、住宅事業者向けに商品化を進めてきた新サービスであり、宅地ごとに異なる場合がある地盤の揺れやすさ(表層地盤増幅率)を短時間で計測できる。
なお、住宅建築の初期段階で実施される従来の地盤調査「SWS試験」は、地盤の強度を調べて、地盤沈下(建物の傾き)などの被害を未然に防ぐための調査であるが、これに、同探査システムを組み合わせることで、地盤リスクを見える化でき、より安全な土地選びができるとのこと。
(画像はプレスリリースより)
地盤ネットホールディングス プレスリリース
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