2017年1月と同年12月の平均価格を比較
株式会社マンションマーケットは、東京23区を所在とする全駅を対象とした『2017年価格上昇率ランキング』を作成し、2018年4月20日に発表した。
同社は、マンション相場情報サイト『マンションマーケット』を運営している企業。同ランキングは、同サイトのデータを活用し、対象駅エリアにおける2017年1月と同年12月の平均価格を比較したもの。
第1位に輝いたのは、都営大江戸線・新宿西口駅
同ランキングは、東京23区内全駅の徒歩15分圏内に存在し、『マンションマーケット』に掲載されている中古分譲マンションが調査対象とされている。2017年1月と2017年12月の平均平米単価を比較して上昇率を算出し、ランキングを作成している。なおデータは、2018年1月30日時点のもの。
同ランキングで第1位に輝いたのは、都営大江戸線・新宿西口駅。価格上昇率は、約10.42%に達した。平米単価も、2017年1月では73万9012円だったが、12月は81万5999円まで上昇。50平米のマンションであれば、約3695万円から4079万円まで高騰したことになる。
『ザ・パークハウス西新宿タワー』が、上昇のきっかけ
新宿西口エリアのマンション価格が上昇した理由について同社は、『ザ・パークハウス西新宿タワー』の存在が大きいと考察。新宿は、マンションが建築できるような土地が多くないため、高級マンションがひとつ建築されると単価が一気に上がる傾向がある。いわゆる「億ション」と呼ばれる『ザ・パークハウス西新宿タワー』が、同エリアにおける価格上昇のきっかけになった可能性を示唆している。
同社は今後も、「多様な不動産取引サービスを増やす」ことをミッションとし、不動産サービスを提供するとしている。
(画像はプレスリリースより)

マンションマーケット
https://mansion-market.com/東京23区駅、2017年価格上昇率ランキング - PR TIMES
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