「東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向」など掲載
株式会社タスは、2018年4月27日、『賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2018年4月』を発表した。
同社は、不動産評価Webサイト『TAS-MAP』を運営する企業。同レポートには、「2017年第4四半期 1都3県賃貸住宅市況図」「東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向」などが掲載されている。
23区中心部の市場の強さが際立つ
同レポートの「2017年第4四半期 1都3県賃貸住宅市況図」によると、東京23区では中央区が「やや良い」から「良い」に、品川区は「やや悪い」から「やや良い」に、江戸川区も「やや悪い」から「やや良い」に、それぞれ改善の傾向を示した。一方、新宿区・文京区・目黒区・豊島区・北区・足立区は、悪化傾向を示している。
東京23区のうち、内側に位置する区では、景況が「良い」「やや良い」となった区が8つ存在した。しかし、外側に位置する区や東京市部や周辺の県では、景況の好転はほぼ見られない。東京23区中心部の市場の強さが、引き続き際立っていると同社は考察している。
「誰でも簡単に視える化」を目指す
「東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向」では、供給量の多い4000円~5000円/平米月クラスの空室率TVI(タス空室インデックス)が、2017年9月より悪化を示している。また、5000円/平米月超クラスの空室率TVIも、悪化傾向が継続。この結果は、高額物件が新規に供給されたためと考えられると、同社は考察している。
タスは今後も、不動産に関わる情報の「誰でも簡単に視える化」を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)
分析:株式会社タス

株式会社タス
https://corporate.tas-japan.com/2017年第4四半期 1都3県賃貸住宅市況図と 東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向 - @Press
https://www.atpress.ne.jp/news/155012