自社開発マンションに日本向けのスマートホームAIを導入
株式会社インヴァランスは4月23日、自社開発マンションの「LUXUDEAR芝公園」に、米国ベンチャー企業Brain of Things Inc.と共同開発した日本向けのスマートホームAI「CASPAR(キャスパー)」を導入し、日本初のAI搭載マンションを分譲開始した、と発表した。
「CASPAR」は深層学習により快適な生活環境を提供
インヴァランスは、これまでに自社ブランドマンション102棟を提供している。また、IoT事業への参入を目指し自社開発したIoT「alyssa.(アリッサ)」を、自社ブランドマンション約800戸に導入した。
今までは、不動産のハード面を重要視し追求してきたが、今後はさらにソフト面の充実も図る。その家に住むだけで、仕事や家事がはかどり、健康になり、高齢者や子供たちの安全を確保できる世界の実現のため、AI搭載マンションに着手したという。
スマートホームAI「CASPAR」は、住居内に設置した、スマートスピーカー・6in1センサー・ビジュアルセンサーの計3つの機能を集約した「スーパーセンサー」を使用する。
居住者の指示情報やセンシングデータをスーパーセンサーから受けて、ディープラーニング(深層学習)し、住居内での居住者の行動・習慣・嗜好を学習した上で、照明・カーテン・エアコン等を自動制御する。
居住者は、ボタン操作や詳細な指示が必要なく、快適な生活環境を得ることができるとのこと。
LUXUDEAR芝公園では、全43戸すべてに「alyssa」、2LDK3戸にCASPARが搭載されている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社インヴァランスのニュースリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000014223.html