管理組合や区分所有者向け「マンション再生ガイドブック」
東京都は3月28日、マンションの改修・建替え、敷地売却により、分譲マンションの再生に取り組む際、管理組合や区分所有者として知っておくべき事項、合意形成を円滑に進めるためのポイント、などについてまとめた「マンション再生ガイドブック」を作成した、と発表した。
ガイドブックを無償配布するとともにポータルサイトで公開
東京都内の分譲マンションは、2016年末において約177万戸で、総世帯数の約25%に相当する。
マンションは、建築後一定期間が経過すると老朽化し、管理や修繕を適切に行っていても、快適な居住環境を維持できなくなる場合があり、その場合改修や建替えにより再生する必要がある。
マンション再生には費用や時間を要するため、区分所有者は早い段階から将来の再生を考慮しておくことが重要である。
マンション再生ガイドブックでは、再生を検討・計画・実施する際、管理組合や区分所有者が知っておくべきこと、合意形成を円滑に進めるための留意点、相談窓口、都の支援制度などについて解説している。
東京都は、今後分譲マンションの再生を促進するため、ガイドブックを都市整備局住宅政策推進部マンション課の窓口や区・市役所などにおいて無償配布する。同時に、東京都マンションポータルサイトで公開する、とのこと。
(画像はプレスリリースより)

東京都のニュースリリース
http://www.mansion-tokyo.jp/tatekae/34saisei-guide.html別掲
http://www.mansion-tokyo.jp/