両社の顧客基盤を活用
株式会社レオパレス21と株式会社ナックは、2018年3月22日、リノベーション事業を展開する業務提携について基本合意したと発表した。
この提携は、両社が建築したアパートや戸建住宅のリノベーションにおける協働展開を目的とするもの。協働においては、両社の顧客基盤とナックグループ傘下の施工ネットワークが活用され、将来的には両社以外の顧客層にも営業活動を拡大するという。
レオパレス21とナック
レオパレス21は、1973年の設立時よりアパートの賃貸事業と開発事業をコア事業として展開している企業。現在は、全国約28000名の土地オーナーが所有する約36000棟のアパートの建築・賃貸管理を、手がけている。法人のニーズにも対応しており、国内上場企業のうち実に約8割の企業が同社を利用したという実績を誇る。
ナックは、宅配水の製造・販売やダストコントロール商品のレンタル・販売、また化粧品・健康食品・酒類等の通信販売などを手がける企業。主要子会社である株式会社レオハウスを通じて、全国約20000棟の戸建住宅の販売も行っている。
顧客満足度と企業価値の向上も目指す
今回の提携は、両社が建築した住宅のオーナーが持つニーズに応えるべく、リノベーション分野で協働するというもの。両社の強みを融合させることで、収益力および商品ラインナップ強化をはかり、顧客満足度と企業価値の向上も目指すとしている。
なお両社は、共同出資によるリノベーションの合弁会社を、5月中旬を目処に設立する方針。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ナックとのリノベーション事業を展開する業務提携について - 株式会社レオパレス21
http://www.leopalace21.co.jp/news/2018/0322_2382.html