賃貸住宅市場動向
株式会社タスは2018年1月31日、「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2018年1月」を発表。市場のトレンドは東京23区が際立っている。
神奈川県の空室率TVIが下落
同レポートでは、「2017年11月期 首都圏賃貸住宅指標」、「2017年11月期 関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅指標」、「2017年第3四半期 1都3県賃貸住宅市況図」、「東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向 」を掲載。
首都圏賃貸住宅指標に関しては、東京都全域の空室率TVIが13.39ポイント、東京23区が13.09ポイント、東京支部が16.46ポイント。神奈川県の空室率TVIは15.63ポイント、埼玉県は17.57ポイント、千葉県は16.28ポイントとなった。
神奈川県は上昇していたものの、今回下落に転じている。東京市部と埼玉県は上昇を続けており、特に埼玉県のマンション系空室率TVIが改善傾向にある。
トレンドは東京23区
1都3県賃貸住宅市況図に関しては、東京市部や周辺の県でも好転は見られないが、東京では品川、渋谷区がわずかに悪化したのみで、東京23区を中心としたトレンドの強さが目立っている。
東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向では、供給量の多い4,000~5,000円/平米・月クラスの空室率TVIが2017年4月より改善傾向にあったものの、同年9月より再び悪化。 また5,000円/平米・月超クラスの空室率TVIは、2017年1月より悪化傾向が続いている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社タスのプレスリリース
http://www.tas-japan.com/