政令指定都市別 2017年利回り
健美家株式会社は2018年1月30日、「政令指定都市別2017年下半期利回り比較」を発表。物件種別に利回りをトップ20までランキング化しており、一棟マンションの利回りが低下傾向にあるとしている。
区分マンション
区分マンションの1位は「浜松市」で利回りは20.37%。2位は「新潟市」で17.93%、3位は「静岡市」で16.83%、4位は「北九州市」で15.11%、5位が「熊本市」で14.42%だ。
全体的に築年数の古い物件が登録されたことが影響し、利回りの上昇が目立つ。その一方で利回り7%台を示した下位4都市は、築年数の変化はほとんどない。
一棟アパート
一棟アパートの1位は「堺市」で13.40%、2位は「新潟市」で13.32%、3位が「大阪市」で12.10%。4位は「神戸市」12.04%、5位が「北九州市」12.04%となっている。この物件種で6%台に低下したのは、20位の「広島市」のみ。
一棟マンション
一棟マンションの1位は、「北九州市」で9.71%、2位は「大阪市」で9.20%、3位が「新潟市」で9.15%。4位は「岡山市」で8.93%、5位が「静岡市」で8.85%となっている。
利回りが10%台だったのは2015年下半期に4都市、2016年上半期は「熊本市」の1都市のみ。その後は全都市9%台以下で推移しているため、長期的には利回りの低下傾向が続いているとしている。
(画像はプレスリリースより)

健美家株式会社のプレスリリース
https://www.kenbiya.com/press/pre2018-01-30.html