住宅購入の意識調査
カーディフ生命保険会社は2017年12月21日、未婚で住宅を購入したことがある人に意識調査を実施。マイホームに対する男女の違いを明らかにしている。
購入した女性の3割は年収400万円未満
同調査は、20歳~59歳までの未婚男女で、住宅購入経験のある人を対象に行ったもの。男性1,138名、女性1,058名から回答を得ている。
住宅を購入した人の年収は400万円~600万円未満が一番多く、男性は35.1%、女性は34.8%。年収400万円未満で購入している人は男性で24.5%に対し女性は32.3%と3割以上。社会情勢とマイナス金利に後押しされたと推測される。
しかし住宅ローンに対する不安は男女とも60%以上。病気やケガによる収入減、急な出費、失業が考えられ、団信の特約を付けておくべきであったなど、見直す部分もあるようだ。
男女のマイホームに対する意識
住宅を購入した女性の理由は、「家賃を払い続けるのがもったいないから」と回答したのが39.2%、「老後の安心のため」が36.5%、「マイホームを持ちたかったから」が36.4%。
一方で男性は「マイホームを持ちたかったから」が40.0%と一番多く、次いで「家賃を払い続けるのがもったいないから」が28.3%、「老後の安心のため」が19.9%となっている。
調査では、マイホーム購入によって男性は家庭を持つ「夢」を、女性は自立する「現実」を描いているのが印象的であったとまとめている。
(画像はプレスリリースより)
カーディフ生命保険会社のプレスリリース
http://www.cardif.co.jp/jp/cid3198635/index.html