マンション管理組合へ助言 分譲マンションアドバイザー制度
埼玉県では、2014年8月に「埼玉県分譲マンションアドバイザー」の登録名簿を整備、住宅課ホームページにて公開した。
(画像は公式サイトより)
分譲マンションアドバイザーとは、マンション管理士の国家資格を有することなどの要件を満たした、マンション管理に関する幅広い知識と経験を有する専門家。
マンションの維持管理をしてゆく上で重要な、長期修繕計画や大規模修繕工事、それらにかかる資金調達等について、分譲マンション管理組合等からの要請に基づき、業務契約により専門的な見地から管理組合に助言等を行う。
マンション管理士等、頼れる資格と経験
分譲マンションアドバイザーとなるための要件はまず、マンション管理士の資格を有し、かつ、マンション管理士登録簿に登録していること。
さらに、過去2年間にマンション管理に係る相談対応等を行った経験を有すること、県が主催するマンション管理基礎セミナーにおいて、相談員の実績があること、県が主催する登録講習会を受講すること。
分譲マンションアドバイザーが受け付ける主な相談内容は、管理組合の運営や管理規約に関すること、管理費や修繕積立金といった金銭面に関すること、修繕計画や工事の実施に関すること、耐震診断や耐震改修に関することなど。
制度を利用する場合は、県ホームページ上のマンションアドバイザー登録名簿から実績や専門分野、担当地域などを確認の上、直接マンションアドバイザーに連絡を取る。
マンションアドバイザーの業務については費用が発生するため、管理組合とマンションアドバイザーとが業務契約を結び、内容について十分確認の上利用する。

埼玉県分譲マンションアドバイザー制度案内ページ
http://www.pref.saitama.lg.jp/page/mansyonadobaizaseido.html