「ヒーロールネスマンション」関東エリア1棟目
三和建設は東京都大田区にて「ヒーロールネスマンション」を施工中だ。関東エリア第1棟目として10月完成を目指している。
今回同社では関東エリアで初めての施工となる物件で国土交通省が定める「長期優良住宅先導的モデル事業」の認定を受けており、同社期待の1棟となる。
寿命100年超の耐久性
今回施工中なのはRC造り3階建て、12戸の賃貸用マンション。高い耐久性や床下収納を広く取る工法を用いており、10月20日に竣工する。
このマンションの特徴は、一般的に47年程度と言われるマンションの耐久性を大幅にアップさせ、100年から200年の耐久性を実現したことだ。これは「高密度コンクリート」を用いたことで、打設時の余分な水分を少なくし、適切な養生を施すことで乾燥収縮によるひび割れを抑制、密度の高いコンクリート構造体を作ることで可能となった。
ルネス工法の利点
また、床下収納を広く取ることができる「ルネス工法」を用いたことも一つの特徴だ。同社の特許技術の「シグマビーム」で床材を支えることで、床下に高さ60センチもの空間が作られる。これにより上下階の振動が伝わりにくくなるというメリットだけでなく、床下収納を広く取ることが可能になった。
「シグマビーム」による利点はそれだけてはない。梁が室内に飛び出さないため、高さ2.2メートルの開口部を設けることが可能になり、採光性も高い。
また、配管を床下に配置することで、入居後のメンテナンスも容易に行うことができる。これにより「スケルトン・インフィル」構造となり将来の間取り変更も容易となっている。
さらに、断熱材の「エコライフボード」を導入し、断熱性にも優れた建物となっている。
間取りは1K、1K+ロフト、2LDKの3タイプ、賃料は82,000円から145,000円となる予定。

三和建設 ニュースリリース
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